鶴見小学校(益田正子校長)で4月24日、接続期となる1年生のスタートカリキュラム公開授業があった。当日は、幼稚園や保育園、大学などの教育関係者ら約230人が来校。外部講師による授業風景などを見学し、接続期の子どもたちの様子などを学んだ。
スタートカリキュラムは、幼稚園・保育園の幼児教育から、小学校教育の学びの連続性を保障するため、学習指導要領に明示されているもの。同校では、昨年から取り組み始めている。
授業は、横浜市の幼・保・小接続期研修会も兼ねて実施された。講師として招かれた鶴見大学短期大学部の保育科講師の鮫島良一さんは、図工の授業を展開。子どもたちに、色紙やシールなどで自由に作品を作らせると、黒板に貼った模造紙を埋め尽くした。
鮫島さんは「入学後に馴染めず苦労する子もいる。それぞれが現場を見てイメージすることは重要。こういう機会は貴重」と話す。
益田校長は「最大の目的は、子どもたちが仲良く安心して学べること」としながら、小学校授業の外部周知や、専門講師を招くことでの教諭の意識向上にもつながるとした。
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