商店主らが講師となり、プロならではの知識や技術を提供する「まちゼミ」。全国300地域で開かれ、1万3千店舗が取り組むというこの企画が、鶴見にも初上陸する。準備するのは、生麦駅前通り商友会、岸谷商栄会、花月園前通り花商会の生麦周辺3商店街だ。
商店、客 まち活性へ
まちゼミは、2002年、「得する街のゼミナール」と題し、愛知県岡崎市で始まった企画。まちの商店が、コミュニケーションを重視した少人数制の無料講座を行うことで、商店街活性化はもちろん、受講する顧客や地域にも還元される事業として、全国に広がった。
生麦で企画したのは、生麦1丁目の理容店・ハッピーバーバーマツノの松野良明さん。昨年7月、まちゼミの生みの親でもある松井洋一郎さんの講演を聞いたことがきっかけだ。「近年、商店同士や地域とのつながりが薄くなっていると感じていた。まちゼミなら商店街の成長が期待できると思った」と理由を話す。
本番めざし研修
開催にあたっては、(株)全国商店街支援センターが協力。参加店は、同センターによるまちゼミ研修事業を受け、本番に臨む。
第1回目の研修となった5月30日、松井さんを講師に、約20店舗の商店主らが企画の基本などを学んだ。本番は9月1日〜30日を予定。さらに参加店を募りながら、準備を進めていく。
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