経済的背景やひとり親など様々な事情を抱えた子どもたちに無料や低価格で食事を提供する「子ども食堂」。介護付き有料老人ホームもみの樹・横浜鶴見=北寺尾=でも9月から新しく食堂がスタートした。
「地域のために何かできることはないか」と同施設が社会福祉協議会と協力し、6月から試験的に食堂を開いてきた。参加者がある程度集まったことから、9月に本格的に活動を開始。9月28日は5人の子どもと保護者2人、ボランティアの高校生2人の計9人が訪れ、入居者と同じ食事を楽しんだ。
参加した保護者は「仕事や下の子の保育などで一人で食事させてしまうことが多かった。こういった遅くまで開いている場所があると助かる」と食堂の価値を実感していた。
もみの樹の担当者は「まずは学校の延長のような形で、いずれは入居者と接する機会も設けて、将来的に介護業界に興味を持ってくれる人が増えれば嬉しい」と話した。
夕食代は300円。今後は毎月第2、第4木曜日に開催予定。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|