３つの樽が用意された鏡開き
鶴見区制90周年記念式典と祝賀会が10月１日、鶴見大学記念ホールなどで開かれ、区民や区内企業・団体代表者ら約５００人が節目を祝った。
鶴見区は、横浜市の区制施行にともない、最初の５区のうちの一つとして、１９２７年10月１日に誕生した。市内18区中、唯一他区へ分かれていない、歴史ある区でもある。
90周年にあたり、区民などからなる記念事業実行委員会を組織。昨年をプレイヤー、今年を本番イヤーと銘打ち、さまざまな記念イベントを実施してきた。
当日は、地元選出議員や歴代区長、交流都市などからの代表者ら来賓も出席。
実行委員長として登壇した小山和雄鶴見区自治連合会会長は「労を惜しまずに動いてくれた区民の皆さんのおかげ」とあいさつ。征矢雅和区長は増加傾向にある鶴見の人口に触れ、「今後も発展が期待されている。先を見すえ、皆さんと歩んでいきたい」と話した。
式典では、女優の五大路子さんが、かつて東洋一と言われた花月園遊園地を題材にした舞台の制作秘話などについて講演。祝賀会では、鶴見邦楽連盟の琴演奏のほか、「鶴見が大好き」という馬場在住のプロ和太鼓奏者・友野龍士さんが出演し、演奏で華を添えた。
魂の演奏を披露した友野さん
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