踏切の線路内で立ち止まっていた高齢者を助けたとして栄区に住む男性(47)と京急電鉄の田辺健二さん(48)が10日、鶴見警察署から感謝状を受けた。
9月30日、男性は神奈川区と鶴見区の境にある京急生麦第2踏切道で遮断機が閉まっているのにも関わらず、線路の中に立っている高齢者を発見。声を掛けても伝わっている様子がなかったため、非常ボタンを押し京浜急行線の電車を緊急停止させた。その信号を受け取り、京急新子安駅にいた田辺さんが現場まで駆けつけ、危険と判断。隣接する滝坂踏切のJR路線も停止させた。
男性は「社内での緊急時指導もあり、とっさに押すことができたが、普通は非常ボタンを押すことに抵抗がある人が多いと思う」と話した。
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