東寺尾在住の入月和一さん(69)と新田芳市さん(83)が、早期発見から迅速な初期消火活動で火災被害の拡大を防いだとして、このほど鶴見消防署(山田裕之署長)から感謝状を授与された。鶴見署消防署は、「ご高齢のお二人の活動は、高齢化社会における防災対策の手本となる活動」と、二人の勇敢な行動を称えている。
火災が起きたのは4月29日午前11時ごろ。東寺尾の4階建て共同住宅のごみ集積場所で、置かれていたダンボールが燃焼。受水槽壁面を焼損した。
付近に住む入月さんは火災に気づくと、自宅水道でバケツに水をくみ初期消火を実施。119番に通報した。
新田さんも発見と同時に家にあった消火器を手に駆けつけ、消火にあたったという。
会社員時代に年に一度訓練を行っていた経験のある新田さんは、自然と体が動いたという。消防署から「いざという時、なかなかとっさに動けるものではない」と声をかけられたと喜んだ。
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