鶴見区版 掲載号:2018年7月19日号
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「自分は大丈夫」8割 でも危ない 「電話とったら負け」

社会

 振り込め詐欺の被害が止まらない。鶴見警察署によると、区内の振り込め詐欺の状況は、被害件数、被害額ともに過去最悪となった昨年の同時期と比べても増加し続けている。なぜ被害は止まらないのか、そこには「自分は大丈夫」という思い込みがある。

 内閣府が昨年、全国の18歳以上約1800人に行った調査によると、「自分は被害にあわないと思う」と回答した人が全体の80・7%に上っている。

 この中で「自分が被害にあわないと思う理由」については、6割の人が「知らない番号の電話には出なかったり、不審な電話はすぐ切るから」と答えている。

 区内の銀行によると犯人に騙されて振り込みに来ているのにも関わらず、銀行内の詐欺啓発を見て「大変ねえ」と他人事のように話す女性もいるほどだったという。「まさか自分が」という思い込みが被害に繋がっている。

 神奈川県警察本部の犯罪抑止対策室は「振り込め詐欺の犯罪が横行していることは分かってはいるけど、騙されている人が本当に多い。他人事と捉えている。いかに自分のことだと思ってもらうかが難しい」と頭を悩ませる。対策として行き着いた注意点が、左記の撲滅2本柱だ。この紙面を自宅の目につく所に貼り、怪しい電話が来た時には見返してほしい。

手交型が増加

 一番件数の多いオレオレ詐欺の中には、これまでの孫や息子を装ったもののほか、最近の手口としてキャッシュカード手交型の被害が増えている。

 これは、区役所や銀行、商品が高額である大手家電量販店や百貨店を名乗り、「あなたのキャッシュカードやクレジットカードが不正に使われている」と巧みに不安を煽った後、暗証番号を聞き出したり、自宅まで訪問しカードを騙し取る手口。第3者の仲介がないため、誰にも止められず犯行が進んでしまうことが多い。

留守電の設定を

 「自分は大丈夫だと思っていても、電話をとったら負け」と同対策室は話す。それだけ犯人たちの話術が巧妙だからだ。

 効果的なのは、留守番電話に設定すること。しかし、留守電の設定をしても、作動する前に受話器をとってしまうと意味がない。可能であれば、呼び出し音が鳴る前に留守電の機能が作動するものが良い。「留守電の設定は今ある電話機で可能。設定の作業が難しい場合は、警察署員が案内に伺うこともできます」と同対策室は話す。

 鶴見警察署でこのほどまとめられた速報値によると、7月10日までの区内振り込め詐欺発生件数は45件(前年比+5件)、被害額は約1億1600万円(前年比+約700万円)に上っている。

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