鶴見中央の松尾工務店(松尾文明社長)が12月10日、鶴見小学校(益田正子校長)にブックトラックを30台寄贈し、同校で贈呈式を行った。
これは地域の学校に対して、社債発行額の0・2%相当額を楽器や図書などの物品で還元する横浜銀行の「CSR私募債〜夢みる未来〜」を活用したもの。
松尾工務店が同校の東校舎を作った縁などから、贈呈先として選ばれた。
贈呈式には松尾社長と横浜銀行鶴見支店の山田裕史支店長が出席。全校生徒の前で目録とブックトラックを贈った。
同校は校舎が複数に分かれており、図書室がある棟から遠い校舎になると歩いて3〜4分ほどかかっていた。そのため、教室まで本を運び、置いておくことのできるブックトラックが必要とされていた。
児童代表の石塚早穂さんは「私たちは本を読むと本の中に引き込まれていく。より本と関わる機会を与えてくれてありがとう」と笑顔で感謝の言葉を述べた。
山田支店長は「ブックトラックを活用してどんどん本を読んでほしい」と話し、松尾社長は「新しい後輩が入ってきてからもたくさんプレゼントができれば」と継続的な支援の考えを示した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|