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鶴見区版 公開:2019年3月14日 エリアトップへ

"花月の夢"ミュージカルに ダンススタジオW・Dream 12年ぶりに歌劇団描く舞台

文化

公開:2019年3月14日

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伊藤さん(右手前)の指導のもと、磨きをかけていく出演者たち
伊藤さん(右手前)の指導のもと、磨きをかけていく出演者たち

 大正時代、東洋一とうたわれた遊園地「鶴見花月園」に存在した少女歌劇団。それを題材としたミュージカルが、3月30日と31日、ラゾーナ川崎プラザソルで上演される。演じるのは、現在の「花月園前駅」でテーマパークやミュージカルにダンサーを輩出するダンススタジオ「W・Dream」(ダブルドリーム)。本番に向け練習に励む日々だ。

 演目は「鶴見花月園少女歌劇団〜時代を越えた友情〜」。12年前、区制80周年の際に作られたオリジナルで、今回時代背景に合わせた演出に書き換え、新たな舞台として行われる。

 西の宝塚、東の花月園と呼ばれるほど人気を博した少女歌劇団。実在したメンバーたちを、平成に鶴見でミュージカルを学ぶ少女たちが演じたら――舞台という同じ夢を見る少女たちが織り成す、時代を越えたファンタジーミュージカルとなっている。

    ◇ ◇ ◇ 

 劇団四季など出身でスタジオ代表の伊藤大輔さんによると、同タイトルの上演は80周年のとき以来初めてという。久しぶりとなるが、先日京急が発表した「花月園前」の駅名変更は関係なく、「後からついてきた偶然」として復刻のタイミングに驚く。

 スタジオ設立時も、後に知った花月園の存在。振付や演出も務める南青山少女歌劇団出身のWAKAKOさんは、「かつて歌劇団があったことに運命を感じた」と話す。

 歴史的なつながりもあり、思い入れの深い脚本。80周年からこの間、2人は存命だった歌劇団メンバーとも対面した。「楽しんでいたことが伝わった」。数奇な運命をおぼえるからこそ、作品への愛着と重圧は増す。駅名が変わる今、歴史を伝える使命も担う物語。出演者一人ひとりが、鶴見にあったエンターテインメントの力を表現する。

    ◇ ◇ ◇

 本番は30日午後1時半〜、18時〜、31日正午〜、4時半〜の計4回(開場各30分前)。チケットは全席指定で前売2500円、当日3千円(会場で手渡し)。4歳以下は膝上鑑賞。支払は銀行振込。希望者は、公演日時・枚数・名前・住所・連絡先を添え【電話】045・511・1015又は【メール】w_dream_1@ybb.ne.jpへ。
 

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