近年の鶴見区の投票率は、回を重ねるごとに下がっており、毎回18区中の下位6番以内と低迷している。
4年ごとに行われる統一地方選挙。直近3回分の市議選挙は、2007年46・20%、11年44・42%、15年39・79%で、県議選は07年46・23%、11年44・43%、15年39・66%で、いずれも市平均から約2ポイント低い状況だ。低下傾向は市全体と同じだが、区内では市会・県会とも、前回2015年時に初めて3割台を記録している。
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選挙は民主主義の根幹だ。なり手不足による無投票や、金・スキャンダルなどによる政治不信など、課題はさまざまある。
それでも私たちの暮らす社会を良くするためのものである。なかでも地方選挙は、もっとも身近な選挙であり、区民の代表を決める重要なものだ。
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今選挙から、公選法改正により、各候補者は政策ビラの配布が許されている。
あすから4月7日の投票日までの期間、じっくりと候補者の意見に耳を傾け、その政策ビラを手に取ってみてほしい。すべては自分たちや家族のため。一人で決めるも、家族や友人と議論するも良いだろう。4年に一度の機会、未来のことを考えてみてはどうだろうか。
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