豊岡町の酒店・(株)和泉屋本店の専務取締役である上村政二さん(92)の黄綬褒章受章を祝う会が3月28日、天王院=寺谷=で行われた。
区内を中心に活動する社会奉仕団体・横浜鶴見北ロータリークラブが企画し、会員など約30人が集まった。上村さんは、同クラブの創設時からの会員でもある。
黄綬褒章とは、内閣府が定めるもので、農業、商業、工業等の業務に精励し他の模範となるような技術や事績を有する人に贈られる。
上村さんは横浜小売酒販組合鶴見支部の支部長などを務める。長年の組合での活動や、酒類販売業での功績が認められ、昨年秋の褒章で受章していた。
同クラブの渡辺直昭会長は「今でも現役で番頭に立ってらっしゃるし、いくつになっても若者と同じような感覚を持っていて、心遣いもすごい」と人柄について語った。来賓としてあいさつした横浜東ロータリークラブの大野清一さんは「業界のために尽力し、世のため人のために尽くしてきた結果」と受章を祝い、上村さんは「皆さんにお祝いしていただけるのは本当にありがたいこと」と深い感謝の気持ちを述べていた。
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