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鶴見区 人物風土記

公開日:2019.08.01

MOS世界学生大会・日本代表選考の高校生エクセル部門で3位に入賞した
加藤 りさ子さん
東寺尾在住 17歳

楽しさ追及する天才肌



 ○…「パソコンを触るのに夢中になって、気付いたらすごく時間が経ってしまっている」。会話の節々から高い集中力が感じられる少女。MOSの世界につながる大会で好成績を収めた。学校では文化祭のホームページ作成、学習の成果発表動画など、お手のもの。「熱中になりすぎると心配されて、先生や母親からほどほどにしなさいと言われます」と苦笑い。



 ○…幼稚園の頃からパソコンに触れていた。小2の頃には幼馴染の母親の紹介でプログラミング教室に通った。「できないこともあったけど、試行錯誤してできると楽しくて」。小学5年生のときには、WROというロボット大会の横浜地区大会で優勝。内容は、チームで仕組みを作っておもちゃのレゴを動かすもの。「一人ひとりの長所を知れたり、活かしあったりできるから、みんなで一つのものを作り上げるのが何より楽しい。意見が食い違って喧嘩することもあるけど、最後には何かしら得られる」



 ○…息抜きを聞いてもパソコンと、夢中な様子がうかがえるが、部活はバドミントン部。「この時期の体育館は暑くて」とこぼす。アイドルが好きで、友達とカラオケに行って歌うのはももクロ。「可愛い。ライブも行きます」と微笑む姿は普通の高校生だ。



 ○…地元のNPO法人が取り組む、中高生のタピオカ販売プロジェクトにも参加するなど、枠に捕らわれず活動。「プログラミングと何かをくっつけたい。自分の幅を広げたい」。友人のやっていることにも興味を持ち、あまり触れてこなかった映像編集やゲームなど、新しい分野にも挑戦。「人のおかげでプログラミングに出会えた。今度は自分が誰かのきっかけになりたい」。楽しいを柔軟に追及する天才肌が、人の心を動かしていく。

 

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