まちづくりに興味がある人たちが集い、話し合う第5回つるみMACHIミーティングが7月25日、シェアスペースKOTOBUKI=潮田町=で開かれた。
今回のテーマは、「潮田の自宅がAirbnb(エアビーアンドビー)の人気宿に!オーナー廣中さんに聞く“まちと民泊の可能性”」。
民泊とは宿泊用に提供された個人宅や空きマンションなどに宿泊することで、訪日外国人客の増加などの背景から注目が高まっている事業。Airbnbとは、世界最大級の民泊仲介サイトだ。
廣中由香里さんは、趣味の旅行経験を活かし、2015年、潮田の自宅で民泊を開業した。潮田神社の目の前で、1階は両親が営むお好み焼き屋。一児の母として子育てしながら、家族ぐるみの温かいもてなしでこれまでに250組以上の旅行者を迎え、人気宿となるスーパーホストに認定されている。
観光地としての鶴見
当日は、地域住民や大学生、区内で事業を営む人など約15人が参加。廣中さんは、「鶴見はアクセスも良く、總持寺などのお寺や下町風情のある街並み、居酒屋も多いため、外国人観光客にとっては浅草などの人気観光地と同じくらい魅力を感じてくれる人もいる」と鶴見の観光地としての需要の高さに言及。「一緒に町を回って交流し、喜んでもらえ、様々な国の人が来るので学べることも多い」と魅力を語った。
始めるのに必要だったのは新しいシーツなどの消耗品だけだったという廣中さん。自身も以前民泊事業をしていたNPO法人サードプレイスの須田洋平さんは「英語は堪能でなかったが、アプリなどで翻訳もできるし、大きなトラブルもなかった」と話した。
参加者からは「高齢者が民泊を始め、生きがいになっているという声も聞く」、「外国の友人が遊びに来るので紹介したい」など様々な声が挙がっていた。
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