先祖を供養する仏事・盂蘭盆会が7月28日、佃野町の鶴見川河川敷で開かれた。主催は、鶴見区仏教婦人会(赫多(かくた)節子会長(円光寺)/会員数31寺院・49人)。
盂蘭盆会は、戦後、区内での福祉活動を推進するために設立された同会が、1952年から実施している恒例行事。場所や名称を変更しつつ今に至る。
過去には、鶴見川に灯ろうを流したこともあったが、現在は環境に配慮し、希望者の紙灯ろうを河川敷に並べ、区仏教会の僧侶による法要などを営んでいる。行事による収益の一部は毎年、鶴見区社会福祉協議会の善意銀行に寄付されている。
当日は、周辺住民らが集まる中、戒名や名前の書かれた紙灯ろう1千個ほどが河川敷に並べられた。参加者が手を合わせ、祈る姿などが見られた。
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