新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が続く中、東宝タクシー(株)(大野慶太社長)=鶴見中央=が買い物などのお助け代行サービスを期間限定の特別価格でスタートさせた。
通常時の3分の1
代行サービスは、食料品や日用雑貨、家電といった生活に必要なものをタクシードライバーが購入して配達したり、処方箋を薬局などに届け、薬の受け取りをしてくれるもの。「救援タクシー」と題し、これまでも行ってきたサービスだが、今回、登録料無料、30分以内900円、60分以内1800円と、通常料金の約3分の1の価格で提供する。
ピンチをチャンスに
同社では外出、飲み会の自粛などで、利用客が大幅に減っており、緊急事態宣言発令後の売上は通常時の半分になった。大野社長は「こんな状況下でも地域のために役立てることはないか、ピンチをチャンスにするため、知恵を絞っている。当社調べでは業界最安値。気軽に使ってほしい」と話す。
代行サービスは鶴見区内限定で、5月6日までを予定。届ける品物の代金の立て替えは1万円まで、5品、10kg以内。品物の在庫がなかった場合は応相談。品物の返品は不可。時間はドライバーに指示を出してから、物品を届けた時点までの時間で算出する。
買い物代行などのほか、独り身の高齢者の安否確認などにも対応。実際に利用した50代女性は「外に出るのはやっぱり不安。重いものも頼めるので助かる」と利便性を実感した。
依頼、問い合わせは東宝タクシー(株)【電話】045・501・5891。
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