鶴見区の友好交流都市・福島県棚倉町の特産品を販売するECサイトが4月17日に開設した。
サイトは、同町のPR事業など行う合同会社ふくわらい(木村郁子代表)=南区=が開設。運営していた同町の食材や料理法などを紹介するサイト「普段着のごちそう」に紐づけられ、えごま油や菊芋茶など、同町の特産物を一覧で見ることができる。
きっかけは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、これまでレアールつくの商店街で行われていた「棚倉マルシェ」が実施できなくなったこと。マルシェでは、東日本大震災の原発事故による風評被害の払しょくや互いの町の交流などを目的に、同町の特産物を販売していた。木村代表は当初、ECサイトに抵抗があったというが、実店舗と通じるところがあると考え、新たな販路開拓のために開設した。
木村代表は「コロナで厳しい状況におかれている飲食店を見ると、震災後の福島の話と重なり、心が痛む」と話し、「これからますます心身を健やかに保つことの価値が大事になるので、役に立つ食材を紹介していきたい」と力を込めた。
詳細は「普段着のごちそう」【URL】https://fudangi-gochiso.stores.jp/
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