市民団体「生活クラブ運動グループ横浜未来アクションつるみ」が7月2日、鶴見区役所を訪れ、横浜市の林文子市長宛の意見書を提出した。
同団体は、IR誘致の撤回を求めて活動する団体。民主主義のもとでの決定をと、賛同した市内12団体を中心に、18区で活動を展開している。
提出した意見書では、横浜のIR進出に意欲的だった米・カジノ大手の「ラスベガス・サンズ」が5月に撤退したことに触れ、コロナ禍で状況が一変したと指摘。当初の経済効果の見通しや市財政への寄与など、再検討が不可避であること、3密が避けられないカジノの運営想定など、再検証の上で市民への説明をと意見をつづっている。
事務局を務める区内在住の松川由実さんは、6区で説明会が中止となったことも踏まえ、「市民と双方向でしっかりと議論したうえで進めるべき」と話し、今後も活動を継続していく考え。
受け取った鶴見区は、「関係各局と調整のうえ、回答する」とした。
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