神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2020年8月6日 エリアトップへ

フジマキックムエタイジム 今ある100%を目ざす 人数を制限、消毒の徹底

スポーツ

公開:2020年8月6日

  • LINE
  • hatena
床にテープで一人分のスペースを示したジム内。スタッフはフェースシールドなど着用し指導する
床にテープで一人分のスペースを示したジム内。スタッフはフェースシールドなど着用し指導する

 「密」を避けることが必要となる新型コロナウイルス対策で、避けて通れない業態もある。格闘技などもその一つ。小野町にあるフジマキックムエタイジムも、対策に頭をひねりながら、運営を続ける毎日だ。

メニュー体感して工夫

 同ジムは、元ムエタイ選手の藤牧孝仁さんが立ち上げたジム。小学生のキッズクラス、中学生以上の一般クラス、親子のファミリークラスの3クラスがあり、計100人ほどが通う。

 毎回20人ほどが来ていたキッズとファミリーは、緊急事態宣言前の3月には休止した。「100%ウイルスを防ぐことができない」。それが理由だった。緊急事態宣言とともに、ジムの完全休業を決定。6月初旬まで、約2カ月間休んだ。

 休業中はオンラインでレッスンを行うなど工夫。合わせて、どうしたら密にならないか、試行錯誤を繰り返した。

 再開に向けては、スタッフの提案でマスクを着用してメニューをこなし、どれくらい苦しいかなどを体感。「感染対策を進めるあまり、別の事故があってはいけない。夏は熱中症も気をつけないと」と藤牧さんは話す。

 結果として導き出した対策は、全クラス5人限定で事前予約制とし、ソーシャルディスタンスが取れるように一人ずつのスペースを確保。設置していたリングは、距離を取るために片付けた。また、1時間の入れ替え制として、合間に消毒清掃の時間を30分設定。入室前には手洗い、消毒、足の裏の拭き取りなどを徹底する。

 さらに、対面で指導にあたるスタッフは、マスクにフェースシールドを装着。使用したミットなどは、メニュー間のインターバルでこまめに消毒を実施している。

 再開後、「やはり充実感がある」と藤牧さん。一方、100%がない状況のまま開くことに葛藤もあった。ただ、休業中の収入はゼロ。「これ以上は待てない」というのも正直な部分だ。今後も予防や対策になるものは取り入れていく。「会員の安全第一」を念頭に、前向きに取り組む。

鶴見区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

「生活の困りごと気軽に相談を」

「生活の困りごと気軽に相談を」

生活支援コーディネーター PR動画を作成

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

横浜BCが新たな船出

横浜BCが新たな船出

BUNTAIで3試合

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook