車椅子のカメラマン・吉田和弘さん=港北区在住=が代表を務める団体「パラダイスプロジェクト」によるアート作品の展示が11月27日、横浜ベイシェラトン&タワーズ=西区=であった。
同団体は、「どういう訳かの作品展」というタイトルで毎年、年齢や性別、ハンディキャップにとらわれない展示会を開催している。
12回目となった昨年は、ジャンルを問わず43人のアーティストが集まり盛況に終えたが、今年はコロナ禍で中止に。3年前から同団体を応援する区内奉仕団体・横浜東ロータリークラブが、中止の一報を聞き、定例会の場でスペースを提供。小規模での展示が実現した。
当日は、ダンボールアート作家やコラージュ作家などのアーティストが作品を披露。画家として活動する同クラブメンバーの絵も展示された。定例会の卓話でパラダイスプロジェクトが活動について話す場面もあった。
吉田さんは、「アートは、障害や国籍関係なく関わっていけるもの。クラブの支援は本当にありがたい」とし、「今年は開催が難しかったが来年は倍返しとなるよう盛大にできれば」と意欲を見せた。同クラブは、「今後も社会奉仕の活動を地道にやっていきたい」と話した。
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つるぎん27日に4月25日 |
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