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意見広告 若者が希望を持てる社会に モンゴル国立医科大学名誉教授篠原グループ 会長篠原今朝男
昨年は我慢、我慢と心に霧がかかった一年でした。 コロナの影響で頑張ってきたお年寄りが危機にさらされ残念です。若者達はあまり心配ないということで未来に対し、安心しました。
自身を振り返ると、会社も友人も大変な打撃を受けました。普段から将来を見越し、責任ある努力をした会社は耐え忍び、生き残っています。一方、不況を逆手に取り、お金儲けを成功させた人もいます。コロナが落ち着いてしまえば継続できるか疑問に感じます。
「親から離れ年を取った時、その時の自分はお前の努力の結果だよ」。今でも脳裏に浮かぶ親の言葉です。子供の頃、親に言われたことは耳に入りませんでしたが、このように世が荒れてくると改めて思い出されます。
人それぞれすべて自分で選択し、努カの結果が今の自分であることを痛切に感じます。
昔は食事の時間、寝る時間がもったいないと仕事に明け暮れたことを思い出しました。今では輝いている人、 成功した人は人間性や人間力によると感じるようになりました。
親としての責任
半生を振り返ると、自分本位ではありますが、何かを得る為には、何かを犠牲にしなければ成しえなかったと思います。
少し小銭を稼いだこと、家族を大切にしなかったことを思うと、自分の生き方は正しかったのか改めて見直す年齢になりました。
子供には自分より良い生活をして幸せになって欲しい、「幸せになる為に生まれた」と感じてほしいと思っていました。親の責任を果たせたかと振り返る一年でもありました。
先日、教育委員会の方から教育者は子供を立派な納税者に育て、社会に送り出すことが使命だというお話を聞いて感動しました。奥が深いです。
目的と志を
若さとは素晴らしいもので、未来は無限に広がり、白い大きなキャンバスを自己責任の下、自分の思い通りの色に染めることができます。若者達には目先のことを考えず、未来を大切にして目的と志しをもって生きて欲しいと切に願います。
私達も残りの人生、目的を持てば有意義に生きていけると考えております。人生は不思議なもので、いい加減でも生きていけます。しかし、子供はそのような親を見たら頑張ろうという気持ちになれません。 世の中では、お年寄りがマナーを守らない立ち振る舞いをして社会に迷惑をかける老害という風潮が出始めたことを残念に思い、自分も改めることがあると痛感します。
私達は奉仕と感謝の気持ちをもち、若者が未来に希望が持てるよう見本にならなければいけないと思います。
コロナでまだまだ大変な状況です。日本も同じです。しかし、このような状況に陥っているのはなぜなのでしょう。私達のすぐまねるという軽率な行動も影響しているのではないでしょうか。改めて人の生き方が試され、見直すことを振り返った一年でした。
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