新鶴見小学校の3年生が2月16日、矢向・江ヶ崎・尻手の歴史資料室及び交流室「史季の郷」を訪れ、昔の暮らしを体験した。児童らは、昔の洗濯や、かまどでの湯沸かしなど、楽しみながら学びを深めた。
同施設は、2016年に地元住民によって作られた。持ち寄られた昭和30年代の農具やラジオ、雑誌など当時の暮らしを感じられる様々なものが並ぶ。NPO法人史季の郷が運営し、近隣町内会の協力もあって成り立っている。
洗濯体験は、史季の郷の正面にある同校で実施。たらいと洗濯板、固形石鹸が用意され、児童らは持ち寄った靴下など自分の衣類を手洗いした。「手が冷たい」などと話しつつも、干して乾かすまでを自分たちで行った。洗い終えた後に「洗濯板が欲しい」と話す児童もいた。ボランティアが「昔は鶴見川の水で食器を洗ったりもしていた」と話すと、児童らは驚いた様子だった。
子どもたちに指導する間口節子さん=人物風土記で紹介=は「洗濯機だけで落ちない部分は自分で洗ったり、生活にいかしてくれると嬉しい」と話した。
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