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鶴見区版 公開:2021年4月8日 エリアトップへ

ランドセルを海外へ寄付 横浜鶴見北RC 駒小、NGOと協力

社会

公開:2021年4月8日

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ランドセルを渡す駒岡小の中山正之校長(中央左)と受け取る横浜鶴見北RCの宮田会長(中央右)、同クラブのメンバー
ランドセルを渡す駒岡小の中山正之校長(中央左)と受け取る横浜鶴見北RCの宮田会長(中央右)、同クラブのメンバー

 横浜鶴見北ロータリークラブ(宮田豊和会長)が駒岡小学校で役目を終えたランドセルを回収し、NGO団体を通して海外へ寄付する活動を行っている。3月31日には、同校で集まった59個を受け取った。ランドセルはアフガニスタンへ贈られ、子ども達の教育に役立てられる。

取組は、同クラブが国際協力NGOジョイセフの実施する「思い出のランドセルギフト」に共感し、14年ほど前から行っているもの。

 長く続く紛争などにより、十分な学校教育を受けられない子どもの多いアフガニスタン。校舎のない青空教室で学ぶ子もいる。特に、女の子は早期の結婚や文化的背景から教育に恵まれない状況だという。

 ジョイセフは、日本で役目を終えたランドセルを現地に贈ることで、男女平等の考え方を広げ、識字率向上などにつなげている。

 同クラブは、毎年駒岡小学校で説明会を開き、取組の目的やアフガニスタンの状況を説明。活動に賛同した子どもたちがランドセルを寄付し、後日同クラブがジョイセフの集積所へ届けている。本来、海外輸送費と集積所までの送料がかかるが、同クラブが負担している。

「必要な人に」

 これまで駒岡小から届けられたランドセルは500個ほど。今年集まったランドセルの数は卒業生の半数以上に上り、過去最高だという。

 3月に卒業し、ランドセルを寄付した塩月小梅さんは「海外には外で勉強している子どもたちがいると聞いて驚いた。愛着はあるけど、もう使わないので必要な人が使ってくれた方が有効的だと思った」と寄付の動機を語る。

 同クラブは過去最高数に上った理由について「コロナ禍で周りのことを考える機会が増えたのでは」とし、「受け取った子が医者になって夢を叶えたなどという報告も聞く。一人でも多くの子が学校に通えるようになれば」と話した。
 

ランドセルを受け取ったアフガニスタンの子どもたち
ランドセルを受け取ったアフガニスタンの子どもたち

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