県立鶴見高校(以下県鶴)が80周年を迎え、記念の「オール鶴見高校芸術展」が5月5日から17日までサルビアホールで開かれた=同面に作品ギャラリー。期間中は約500人が来場。卒業生や地域住民などで賑わった。
同芸術展は、同窓会(桑島秀一会長=人物風土記で紹介=)が主催。同校の美術部、写真部、書道部、華道部、漫画研究部の卒業生や在校生の作品が展示された。10年ほど前から美術部の卒業生が同ホールで開いていた展覧会に同窓会役員が訪問したことが開催のきっかけ。卒業生らの「在校生との接点を作りたい」という思いを80周年記念の年に形にした。
著名人の作品も
展示された作品は卒業生、在校生あわせて約70点。同校の卒業生であり、世界最古の歴史を持つ国際公募展「ル・サロン」で金賞を受賞した甲斐隆さんや多摩美術大学名誉教授を務めた市川保道さんの作品もあった。
期間中の5月13日には、地域住民や関係者などが来場。「長く続けていることがすごい」「この絵はどうやって描いたのか」などと、作品に興味津々の様子だった。
展示された作品の中には同校へ寄贈され、飾られるものもあるという。桑島会長は「学校で作品を見た生徒が興味を持つかもしれない。これを機に卒業生と在校生の交流は増えるはず。今回を第一回目として長く続けていきたい」と話した。
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