東京電力パワーグリッド(株)=鶴見中央=の郵便局側にあるショーウィンドウが鶴見小学校児童の作品を展示する「つるみっ子ギャラリー」として生まれ変わっている。
地域のために
同社は鶴小の正門前に位置しており、ギャラリー前の道は通学路。このショーウィンドウはもともと広報の場として使われていたが、東日本大震災以降、手を付けられていなかった。「地域のために活用できないか」と考えた同社が区内の町づくり団体・鶴見区盛り上げ隊に相談。メンバーで鶴小に子どもが通う中西英一さんが仲介役となり、企画が実現した。
ギャラリーには現在、児童の絵画が並び、同社の仕事内容を紹介するディスプレイも設置。開始以降、下校時間には児童らが立ち止まる姿も見られる。
鶴小の田中昌彦校長はコロナ禍で行事などが減っていたこともあり、「児童らの頑張りを町の方々に見てもらえる素敵な場所をご提供頂いた」と喜ぶ。中西さんは「授業参観でも自分の子のクラスしか見ない。こうやって様々な学年の作品が一度に見られると面白い。学校外で時間を気にせず鑑賞できるのもメリット」とした。
同社は「保護者と子どもが一緒に鑑賞していて実現できてよかったと思った。仕事内容を知ってもらえる機会にもなる。より充実させていきたい」と意欲を見せた。
今後は、2カ月に一度作品を変更していく予定。ウィンドウ内の壁紙を変えるなどの話も出ているという。
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