様々な健康効果のあるラジオ体操。区内にも毎朝、軽快な音楽が聞こえてくる場所がある。
矢向地域ケアプラザで行われているラジオ体操は、同ケアプラザとボランティアサークル「マロニエ」(小林忠男会長)が主催。
13年ほど前、ひきこもりがちな高齢者の外に出るきっかけになればと企画された。人づてなどで広がり、いまでは様々な人が一汗かきに訪れるという。
様々なメリット
7月22日、いつもどおり8時45分から行われた体操には、約40人が参加。参加者はコロナ対策として距離を取りながら、テープから流れる「ラジオ体操第一・第二」に合わせて気持ちよさそうに運動した。持参した台紙にスタンプが押され、一定数集めると日用品がもらえる仕組みもある。
矢向5丁目に住む女性(90)は、「これに参加しなきゃと思うとちゃんと起きる。少しずつでも毎日やっていると、体の調子が全然違う」と健康効果を実感。「毎回スタンプを集めるのが楽しみ」と話す女性(85)は、「来ない人がいるとどうしたんだろうと心配になる。見守りにもつながっている」とした。
小林会長は「健康に良いだけでなく、友達の輪ができたりと、様々なメリットがある。何より楽しそうに運動しているのを見るのが嬉しい」と笑顔を見せた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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