矢向の日枝神社(萩原諄夫宮司)で10月24日、例大祭が行われた。
350年以上前から続いてきた同神社の例大祭。毎年、2日間にわたり、横浜市無形民俗文化財の神代神楽の披露などもあった。しかし、昨年はコロナ禍で例大祭自体が中止に。今年は、式典と宮神輿の渡御のみに規模を縮小して執り行われた。
式典では、萩原宮司が「無病息災」「家内安全」などを祈願。本来ならば担がれて町を巡行する宮神輿は、鳳友会が中心となり、トラックの荷台に積まれて周辺各町を巡った。住民らは2年ぶりの宮神輿を笑顔で歓迎していた。
萩原宮司は「工夫してでも今年はやりたかった。コロナ禍が2年目となったが、通常の世の中に戻すための一つのきっかけとなればと思った。できることを一つひとつこなしていくことが必要だと思う」と話した。
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