特殊詐欺を未然に防いだとして鶴見警察署はこのほど、横浜市寺尾地域ケアプラザ(井上聖貴所長)と芝信用金庫尻手駅前支店(出野秀樹支店長)に感謝状を贈った。
寺尾地域ケアプラザでは11月26日、施設前のベンチに90代男性が座っていた。スタッフが声をかけると「150万円下ろしに行く。息子が会社のお金を使い込み、とりに来る」などと話したため警察に連絡。息子に電話し、詐欺が発覚した。井上所長は「スタッフ全員、詐欺にあってほしくないという気持ちは強い。今後も声掛けなど力を入れたい」とした。
芝信用金庫には11月30日、お金を下ろしに90代男性が来店。対応した鐘江智子さんが、普段はATMのみで窓口に来ない人だったため詳しく聞くと「駅員から息子の鞄を預かったと電話があった。鞄に携帯や100万円の振込用紙などが入っていたから助けないと」などと話したため詐欺を確信。警察に連絡し、未然に防いだ。
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