京急鶴見駅そば、鶴見銀座商店街の文具店、(株)マルハチがこのほど、同社で保管していた和太鼓を県立鶴見総合高校の和太鼓部に寄贈した。
この太鼓は、昭和30年代に同社近隣の住民有志の寄付で制作したもの。これまで同社で保管していたが、近年は演奏の機会が減っていた。そんな中で、同部が毎年同商店街のイベントで演奏していた縁もあり、「生徒たちに使ってもらったほうが太鼓も喜ぶのでは」と寄贈を決めた。
寄贈したのは、大太鼓と小太鼓。さっそく試し打ちをした同部17代目部長の江島瑳来さんは「作りがしっかりしているので、音色も良い」と笑顔。同部顧問の平田鴻之介教諭も「生徒たちの練習の励みになり、大変ありがたい」と感謝を述べた。マルハチの関係者は「コロナ禍で演奏の機会が減るなど大変だろうけど、この太鼓が練習用として少しでも役にたてば」と語った。
25日に商店街で演奏
同部の和太鼓演奏が6月25日、同商店街恒例のイベント「つるぎんドット来〜い‼」で行われる。鶴ちゃん太鼓も出演。時間は午前11時30分から午後3時まで。現役部員のほか、OB・OGも出演予定。曲目は「山のお囃子」「川崎でんでけ囃子」「走楽」ほか。
抽選会など同イベント詳細は同商店街フェイスブックページで確認を。
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