横浜市は防災に関する情報を動画や問題形式などで理解を深められるウェブページ「よこはま防災e-パーク」(【URL】https://cgi.city.yokohama.lg.jp/somu/bousaie-park/)を4月に開設した。
横浜市が2021年に実施した防災・減災に関する調査では、20代・30代の子育て世代で防災研修や訓練等に参加していない人の割合が約7割に上り、その理由として「いつどこで開催されているか分からない」「時間がない」といった回答が半数以上だった。
動画や問題形式で
こうした声を踏まえて作られた同サイトは「いつでも、どこでも、オンラインで身近に防災を学べる」がコンセプト。スマホやタブレット端末でも利用できる。
消火器の使い方や帰宅困難時の注意点といった「火災」「救急」「地震」「風水害」などの備えに関して、60本以上の動画や確認テストなどを揃えたほか、「一般」「子ども」「地域防災」「事業所」と4つのコースを設定。世代や状況に応じて防災を学べる。
加えて、横浜市と協定を締結している一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団との連携により、子どもコースのコンテンツの一つとして「ポケモンぼうさいきょうしつクイズ」を用意。ピカチュウなどポケモンが登場するクイズを解いて学習し、全問正解するとポケモンが描かれた修了証を「GET」できる。
市消防局の担当者は「実技講習の予約もできるので、防災の裾野を広げる入口となれば」としている。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>