青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた 池田 茂さん 鶴見中央在住 60歳
ITの知識を地域に還元
○…地域の中で青少年の育成活動を推進する「青少年指導員」。その鶴見中央地区の指導員を務め、今回インターネットの安全な使い方を伝える講座の講師を務めた。「今はいじめや詐欺もネットを介したものが多い。安全な使い方を知ることで、犯罪などに巻き込まれないよう注意してもらえたら」と語る。
○…地元の鶴見中央中町会で理事を務め、地域活動に尽力。高知県の出身で隣近所との関係が深い地域で育ったこともあり、15年ほど前に鶴見に居を構えてからも「地元でのつながりが欲しい」と考えていた。そこで子どもの小学校入学を機に、子ども会へ入会。そこで地元町会とのつながりができた。「子ども会や青少年指導員のイベントなどで子どもたちが喜んでくれるのが嬉しい。今後もいろいろな活動を続けていけたら」と語る。また、この4月からは区青少年指導員協議会鶴見中央地区の代表に就任する。
○…ITサービス系の企業でシステムエンジニアとして働く。防衛関係や企業の社内システム作りなどに携わってきた一方で、インターネットの安全な使い方を伝える「e-ネットキャラバン」の講師の資格を取得。今回の講座もその資格を活かしたものだ。「自分の知識が地域の方々の役に立って嬉しい」。また、数年前には住民有志で協力して町会のホームページを作るなど知識を活かしてきた。
○…プライベートでは車やスキーが趣味で、静岡にあるサーキット「富士スピードウェイ」で一般車の走行体験に参加したことも。仕事や地元活動、趣味にと忙しい日々を送るが、「無理せず自分のできる範囲で。町会の活動では、今年は防災意識向上の啓発活動に取り組んでいきたい」と力強く語った。
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