神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2011年7月28日 エリアトップへ

熱中症搬送数 鶴見区が市内で最多に 高齢者が半数以上消防が注意喚起

社会

公開:2011年7月28日

  • LINE
  • hatena

 梅雨明けから厳しい暑さが続く中、鶴見区内の熱中症による救急搬送が増加している。

 区内での熱中症による救急搬送件数は、7月22日現在31件(5月1日からの統計)。市内全体では343件で、18区中最多となっている。

 搬送された年齢を見ると、65歳以上の高齢者が17件と半数以上を占める。また、重症患者はまだいないものの、入院が必要となったケースが10件に上った。鶴見消防署によると、件数が多いことについては、「発生した場所も個々に違い、明確な理由はわからない」としながらも、「起きていることは事実。これからが本番になるので注意してほしい」と呼びかける。

体調優先でバランスを

 「今年は節電の影響もあり、冷房を控える人が増えることが予想される」と、同署予防課の渡辺又介課長は懸念する。

 実際、熱中症は室内でも発症するケースが多く、屋内でも油断できない。

 市消防局ではポイントとして、気象情報をこまめに収集して予防や事前の対策を取ること、健康管理を徹底すること、自身が居る環境や温度、湿度を確認し、節電対策と体調のバランスを見ながら必要に応じて冷房の使用を検討することなどをあげている。

 渡辺課長は、「冷房を使ってはいけないわけじゃない。我慢してはダメ。温度計を置くなどして、室温が28℃を超えないように調整して、何より体調を優先してほしい」と喚起する。

 同署によれば、例年9月いっぱいまでは熱中症に注意が必要とのことだ。
 

鶴見区版のローカルニュース最新6

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

新港ふ頭で4月28日、5分間の花火

「横浜スパークリングトワイライト」

4月27日

横浜市内事業所 男性の育児休業取得率 前回から大幅増の40・6%に

国の重要文化財、神奈川県庁本庁舎が5月3日に5年ぶり一般公開

花と緑で街をつなぐ

花と緑で街をつなぐ

ガーデンネックレス横浜

4月25日

非常用トイレ備えて安心

自宅便座に簡単設置

非常用トイレ備えて安心

マンションで逆流トラブル

4月25日

横浜BCが新たな船出

横浜BCが新たな船出

BUNTAIで3試合

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook