神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2011年8月18日 エリアトップへ

「原爆を忘れないで」 パネル展で伝える

社会

公開:2011年8月18日

  • LINE
  • hatena
来場者は改めて見る原爆の恐ろしさを食い入るように見つめていた
来場者は改めて見る原爆の恐ろしさを食い入るように見つめていた

 日本が被爆して66年。広島と長崎を風化させないために――。

 鶴見区役所で8月1日から5日、「親と子の原爆パネル展」が開かれた。主催は、区内10団体で組織される同展実行委員会。

 パネル展は、コープかながわ鶴見区事務所が、「鶴見でも原爆について何か発信を」という思いから企画。毎年夏ごろ行われ、今回が8回目となった。

 毎回内容を変えて行われる展示だが、今年は「原爆と人間」「鶴見横浜大空襲」のパネルを計80点展示。いずれも写真やイラストに文章が添えられたもので、原爆や空襲の凄惨さを生々しく伝えていた。また期間中は、子ども向けの原爆関連のアニメビデオなども上映された。

 来場者は、「小学校などでの授業以外、深く考えることがなかった。反省しなくてはと思った」「改めて考えさせられる。今の日本は地震もあり大変だが、平和で安心な国であるように祈る」などと感想を話した。

 実行委員会のスタッフは、「年々体験者も減っていく。日本が被爆国であるということを伝えるために、今後も続けていきたい」と話している。
 

鶴見区版のローカルニュース最新6

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook