利用法などの体験があった
「タクシーの日」の８月５日、パシフィコ横浜で社団法人神奈川県タクシー協会による、かながわユニバーサルデザイン（ＵＤ）タクシー出発式があった。
出発式は、今年迎えたタクシー生誕１００周年を記念し企画。ＵＤタクシーのＰＲを目的に実施された。
ＵＤタクシーは、車いす使用者などの福祉利用だけでなく、高齢者や妊婦なども含め、誰もが使いやすいデザインという国の基準を満たした一般タクシー。現在、県内33社が導入し、計54台が走行している。
式当日は、20台のＵＤタクシーが集まり、みなとみらい地区をパレード。会場となったパシフィコ横浜の円形プラザでは、車両を展示し、乗車体験や利用法のデモンストレーションなどが行われた。
今年度、県内では横浜市、川崎市、横須賀市、平塚市、厚木市、小田原市、秦野市が国の購入補助制度を活用し、ＵＤタクシーの導入を推進している。
中でも横浜市は、市独自でもＵＤタクシー購入費用の一部を助成する導入補助制度を開始。２０１４年度までに、市内で走行している一般タクシーの５％にあたる２４０台を導入目標としている。
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