歌に鎮魂の思いをこめた
区内在住の西津貴美子さん（70）＝関連・人物風土記＝が先ごろ、著書「命つなぐ―東日本大震災の一〇〇日を歌う」（文芸社）を出版した。
作品は、西津さんが東日本大震災発生から１００日間の報道を追い、岩手・宮城・福島の被災３県を中心に、被災地や３県の人々を歌った歌集。趣味だという短歌に加え、長歌にも挑戦し、１７１首をまとめた。
西津さんは「映像を見たまま伝えたくて、短期間でほとんど添削せずに作ったものばかり」と自著を説明する。
四六版・上製・１２０ページ。定価１０５０円（税込）。全国の書店で購入できる。
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