振込め詐欺撲滅川柳 ４句が区長賞など受賞 応募総数130作品から選出
左から河合さん、三尋木さん、金子さん、浅野さん
鶴見公会堂で10日、鶴見区民１万人防犯パトロール出発式が開かれた。式典では、「振り込め詐欺撲滅!!第１回鶴見区川柳コンテスト」で選ばれた優秀作品の表彰式も行われた。
出発式は、安全なまちづくりを目的に鶴見警察署と鶴見区防犯協会が主催。当日は区民約３００人が参加。参加者は、区内の犯罪発生状況と対策などを確認し、式終了後各地区をパトロールした。
また、川柳コンテストは、自治会など地域の代表者や関係団体、警察などが参加する鶴見区防犯会議が企画。区内在住・在学・在勤者から振り込め詐欺撲滅のための川柳を募集した。
今回は応募総数１３０句の中から、４つの作品が選ばれ、関係団体から賞状が贈られた。各賞と受賞作品、および受賞者は以下の通り。（順不同、敬称略）
■鶴見区長賞
「常日頃 家族の絆 しっかりと」（三尋木ウタ子）
■鶴見警察署長賞
「あかんべえ おまえなんかに 金出すか」（浅野幸子）
■鶴見区防犯協会会長賞
「みんな言う 騙されないと 思ってた」（城南信用金庫鶴見支店 金子智江）
■鶴見区老人クラブ連合会長賞
「深呼吸 詐欺かも知れぬが 身を守る」（河合英子）
受賞作品は、防犯啓発物品に印刷されるなど、キャンペーン活動等に利用される予定だという。
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