かながわ商店街大賞 つくの商店街が準大賞 150円商店街が評価受ける
神奈川県内にある商店街の優れた取り組みを表彰する「第1回かながわ商店街大賞」が発表され、区内からつくの商店街協同組合が準大賞に選ばれた。
「かながわ商店街大賞」は、神奈川県や公益社団法人商連かながわなどから成る実行委員会が主催。県内の商店街を対象に自薦・他薦問わず募集。応募総数29団体の中から、大賞、準大賞、特別賞がそれぞれ選ばれた。審査は「特色ある取り組みをしているか」「他商店街の参考になるか」などを選考基準に行われた。つくの商店街が選ばれた理由について実行委員会は、「150円商店街を継続開催していることなどが評価された」と話す。
今も継続少なく
150円商店街は、期間限定で各店舗が150円の商品やサービスを提供する取り組みだ。2009年に横浜港が開港から150周年を迎えたことを記念し、市内100以上の商店街で実施されたのが始まり。格安価格で商品を提供するため、売り上げには直接結びつきにくいこともあり、今でも継続して実施している商店街は少ないという。
来店のきっかけづくりに
そんな中、つくの商店街は150円商店街をこれまでに16回開催。同商店街協同組合の高橋英昭理事長は「すぐに売り上げにならなくても、継続には意味がある」と語る。様々な店舗で気軽に買い物できるため、その後の来店のきっかけになるという。「実際に宣伝効果を実感しつつあるお店もある」と高橋理事長。
今後も復興支援の東北物産展や、家族向けのイベントを同時開催するなど工夫を凝らして人を呼び込み、通常営業の集客へつなげていきたいという。「150円商店街を始め、春夏秋冬様々なイベントを企画し、お客さんを飽きさせない商店街にしたい」と高橋理事長は話していた。
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
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