下野谷で消防協力の覚書 福祉施設など4者が締結
災害発生時の消防応援協力に関する覚書が5月15日、下野谷町などで福祉施設を運営する社会福祉法人うしおだと下野谷汐入南部自治会、株式会社飯島製作所、株式会社坂井工務店の4者の間で、結ばれた。締結には、鶴見消防署の平井三雄副署長、鶴見消防団第二分団の尾上俊哉副分団長らが立ち会った。
これにより、各々災害発生時には消防隊が到着するまでの初期消火や避難誘導など可能な範囲で協力し合う。また、うしおだは大規模地震発生時、運営施設の小規模多機能こすもすとグループホームひまわりの家に要援護者を受け入れる。
締結は、うしおだが発案。「東日本大震災以降、福祉施設の地域の役割を考えた。緊急時地元の協力は必要」と片倉博美専務理事は話す。
覚書はこれまでに区内各所で締結されており、今回で9件目。「地域の自助共助になる。できる範囲で地域が相互に協力し合うことで、災害被害の軽減につながっていけば」と平井副署長は話している。
|
|
|
|
|
|