子育て団体とナイス協力 空きスペースを有効利用
ベビー英語教室では、英語の絵本の読み聞かせなどがあった
子育て支援団体の「ブリランテ・マードレ（ブリママ）」が７月16日、０歳児とその親を対象としたベビー英語教室を、鶴見駅東口にある「ナイス住まいの情報館 住まいるＣａｆｅ鶴見東」で開いた。
ブリママは、子ども連れで参加できるワンコインレッスンなどを開催している団体。東寺尾にある親と子のつどいの広場「キッチュ」も運営し、親子向けの様々なイベントを企画している。
会場となったのは、鶴見中央に本社を持つナイス株式会社の店舗。イベントを実施するスペースは、もともと不動産契約に利用している場所。土日以外は空いていることが多かったため、地域住民に有効活用してもらおうと、同社がブリママに声をかけ、地元企業と地元子育て団体の共催企画が実現。この７月から様々なイベントを開催している。
「これをきっかけに地域のコミュニティが広がっていけば。他にもスペースを利用したいという要望が地域からあれば、相談に応じていきたい」と同社の久保正人部長は話す。
イベントに参加した鶴見中央在住の主婦は、「ベビー英語のようなイベントを実施しているところは、近場ではなかなか見つけられなかったので、こうした機会が増えるとうれしい」と話している。
ブリママの富岡えりか代表は、「イベントを企画している子育て支援の場はまだ多くなく、母親からの要望も多い。今後も他の企業や団体と協力して、活動の場を広げていきたい」と意欲を示している。
イベントは８月、９月も実施予定。
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