鶴見区社会福祉協議会(佐藤信男会長)はこのほど、社会福祉団体などを支援している日本財団から車両の寄贈を受けた。区社協が実施している、バスなどの一般交通機関の利用が困難な人向けの送迎サービスが評価され、今回はじめての寄付に至ったという。
車両は3月19日に鶴見中央地域ケアプラザへ納車。4月から高齢者や難病患者のための福祉施設への送迎車として利用される。
日本財団は1994年から、申請のあった団体へ福祉車両の寄贈を行っている。ロゴ入りの車両を前に、佐藤会長は「障害者や高齢者にとってとても助かる。ありがたい」と話した。
送迎利用市では断トツ
送迎車の運賃は、区社協から乗車地点まで300円、目的地まで1Kmごとに120円。今年1月時点での利用登録者は417人と、横浜市内でトップ。「車両も5台と多く、土曜日も利用できるため、利用頻度は市内でも断トツで多い」と区社協の森下晴香さんは話す。
佐藤会長は「利用者の方には気持ちよく乗ってもらっている。新しい車両も区内の方々に活用してもらえたら」と利用を呼び掛けた。
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