ナイス（株） 耐震博覧会に６万人 地震に強い住宅啓発
来場者の熱気に包まれた会場
区内鶴見中央に本社を持つナイス株式会社が、住宅の耐震化を促進するイベント「住まいの耐震博覧会」を３月28日から30日までの３日間、東京ビッグサイトで開いた。
ナイス（株）は、阪神・淡路大震災をきっかけに、イベントや情報発信を通して住宅の耐震化率向上に取り組んできた。耐震博覧会は、２００２年から開催。住宅の地震対策に関する総合展示会としては国内最大級となっている。
今回の博覧会には３日間で約６万１千人が来場。会場には、「耐震ブース」が設けられ、来場者は新・旧の耐震基準の違いを模型などから学べるコーナーや、東日本大震災の揺れを体感できる地震体験車などに参加。また、「耐震」や「省エネ」を比較できる実物大オープン型モデルハウス「昭和の家と今の家」を見学するツアーも行われ、来場者は真剣に耳を傾けていた。
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