アーティストが市内の学校へ赴き、美術ワークショップなどの授業を行う「学校プログラム」が7月10日、上の宮中学校で開講され、同校2年生が作品作りに挑戦した。
このプログラムは、現代アートに触れてもらおうと、横浜市芸術文化教育プラットフォームが毎年実施しているもの。今年は8月から横浜美術館などで開催される現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2014」がテーマ。横浜美術館の学芸員がコーディネーターとなり、横浜美術大学の高瀬ゆり助教を講師に招いた「ポコス」作りのワークショップなどが行われた。
ポコスは四角に切った古着をネットの下から「ポコッ」と押し出したもの。生徒は自宅から布を持ち寄り、現代アート作りを楽しんだ。
トリエンナーレで展示
同校生徒の作った作品は、他校生の作品と合体させた「ポコスの海」として、9月2日からマークイズみなとみらい2階で展示される予定。楽しげにポコスを作っていた横山凜門さんは「難しかった。自分の作品が飾られるという実感がない」と興奮しながらも笑顔を見せていた。
同美術館の金井真悠子さんは「中学生は感受性が豊か。会場で本物の現代アートに直にふれて、吸収して欲しい」と話した。
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