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鶴見区版 公開:2014年8月28日 エリアトップへ

生見尾踏切廃止、人道橋に 横浜市、整備方針を発表

社会

公開:2014年8月28日

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こ線人道橋の完成イメージ
こ線人道橋の完成イメージ

 昨年死亡事故が発生した生見尾踏切について、横浜市は8月18日、踏切を廃止しエレベーター付きの「こ線人道橋」を整備する方針を示した。市は今年度中を目標に詳細設計を行い、2年程度で工事を完了させたいとしている。

エレベーター設置

 市が発表した整備内容によると、人道橋は廃止した踏切の真上に造られ、横須賀線から貨物線をまたぐように架かる。延長約60m、幅員約6m。橋の両端には40人乗り程度(自転車3〜4台が乗車可能な規模)のエレベーターを設置する。 既存の人道橋はそのまま活用し、京急生麦駅側で新設橋とつなげる。事業費は現在精査中という。

1年前に死亡事故

 生見尾踏切は、JR横須賀線、京浜東北線、東海道線を横断する延長約40mの踏切。2013年8月に、当時88歳の男性が、踏切を渡りきれず電車と接触し命を落とす事故が発生した。

 事故を受け、市は同年9月、立体横断施設を検討。地元町内会や商店街などを交えた説明会が開かれ、これまで、踏切存続3案と、廃止1案の計4案を住民側に提示。「踏切存続のための用地確保は困難」だとして、廃止案に絞っていた。

反対の声も

 市の方針に、地元からは反対の声もある。岸谷商栄会協同組合(海老澤恒夫理事長)と、生麦駅前通り商友会(加藤二紀会長)は21日、林市長に対し計画の再考を求める陳情書を提出した。陳情では、踏切を廃止した人道橋は、通勤通学や商店街の物流を妨げ、「地域的な分断」を引き起こすとしている。

 海老澤理事長は、地元との話し合いも十分に開かれていなかったと指摘する。「市の動きは急ぎすぎ。地元に本当に合う計画なのか、住民の声を聞きもう一度検討を」と話している。

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