鶴見区老人クラブ連合会(烏田次雄会長)は9月19日、高齢者の地域での絆づくりをテーマにした研修会を鶴見公会堂で開催し、会員約500人が参加した。
この研修会は、同会が同世代の仲間を支え合い、つながりを強めていこうと毎年実施しているもの。
今回は、汐田総合病院総合ケアセンターの松尾ゆかりさんが、講師として招かれた。
松尾さんはソーシャルワーカーとして、生活保護受給世帯の相談支援などを行っている。
研修で松尾さんは、高齢化の進行によって社会保障費が削減されつつある現状を指摘。国が構築を目ざしている、要介護状態となっても医療や介護を地域で一体的に行う地域包括ケアシステムの実現のためにも、地域での絆の重要性を訴えた。また、自宅がごみ屋敷となってしまった高齢者の事例を紹介。「防ぐためにも日ごろから相談できる関係づくりが大事」と話した。
烏田会長は「気が付いた人が見守るような体制を築けば、ごみ屋敷もなくなる。お互い支え合っていきたい」と地域のつながり強化に向けて意気込んでいた。
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