若山もと菊
都筑区勝田町813-6
TEL:045-592-2434
古典舞踊と現代舞踊を融合させた『若山流』家元として活躍する若山もと菊さん(横浜市在住)。59の演目を披露する5月2日(土)の発表会(鶴見区・サルビアホール)を目前に控え、自身の演技、また弟子への指導にも熱がこもる。
「日本舞踊は姿勢、角度、目線、間、位置の5つの基本動作によって成り立っています。この中でも特に重要なのが姿勢で、この5本柱が身につくことにより、男舞いは勢いと切れ、女舞いは気品と色気を表現できるのです」と語る若山さん。41年前に創流し、『花柳汐富士』の名で舞台に立つ夫人とともに二人三脚でこれまで歩んできた。現在は横浜を中心とし各地に150人の弟子がいるほどに。自宅の稽古場を基本に、DVDや手書きの振付(舞踊譜)、出稽古など、多少遠方にいても若山流が吸収できるような手法で指導を広めている。
原点は武道の精神
若山流の原点は若山さんが小学生から大学生まで続けてきたという武道にある。「礼に始まり、礼に終わる。謙虚な気持ちと謙虚な姿勢が私の踊りに根付いています」。舞踊の所作、そして精神、その要素の多くが踊りの中に反映される。
年に1度の発表会を迎える。今回の見どころは「男女の踊りが楽しめる相舞踊『夫婦縁(えに)し舟』ですね。今回の舞台が初披露となります。59の演目を5つの基本動作に注目して鑑賞して頂くとより楽しめるかもしれません」と若山さん。(問)【電話】045・592・2434。
若山もと菊
都筑区勝田町813-6
TEL:045-592-2434
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