白鵬女子高校=北寺尾=で5月13日、日本赤十字神奈川県支部による特別授業が行われ、同校国際コースの1年生43人が防災などについて学んだ。
特別授業は、同校国際コース1・2年次で昨年から取り組む「国際教養」のひとコマ。国際舞台で活躍している人などを講師に招き行われているもので、高校側からの依頼に対し、防災教育を勧めたい日赤が快諾して実現した。
青少年用プログラム使用
当日は、このほど日赤が気象庁と協力して作製した「青少年赤十字防災教育プログラム」を県内で初めて使用。生徒たちは、国内外で活動する日赤職員から、先日のネパール地震を題材にした国際活動や、防災教育について話を聞いた。
避難所に何を持っていくかなど、班ごとに話し合うシミュレーションも実施。日赤の内田直人さんは「できることから欲張らず、自分の命を守ることを考えて。防災は意識することが大事」と語りかけた。
授業を受けた宮野由佳さんは、「発展途上国では8〜9割の人が紛争で亡くなっていることに驚いた。防災についても、改めて考える機会になった」と充実した表情を見せていた。
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