鶴見区が6月1日から、窓口にタブレット端末を設置し、インターネット回線で外国語専用コールセンターとつなぐ通訳サービスを開始した。外国人区民に対応するためのもので、6月から8月までの3カ月間、試験的に導入する。
鶴見区には、市内2番目の多さとなる約1万人の外国人が居住。近年は、特に中国人が増え、2003年時点の1646人から、昨年には3767人と、約10年で倍増している。
区は地域性を踏まえ、02年から通訳などを行う外国語専門職員を配置し対応してきたが、不在時は再来庁を願うこともあったという。
3カ国語OK
対応言語は英語、中国語、韓国・朝鮮語。NEC運営の外国語専門コールセンターに委託している。端末は、戸籍課と保険年金課に1台ずつ設置。導入数日ですでに利用があったといい、区担当者は「スムーズに対応できた」と話す。今後は、3カ月間の状況をまとめた上、来年度本格実施できるかどうか検討していく。
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