豊岡町にある曹洞宗醫王山成願寺(廣澤道秀住職)が、このほど山門の新築や仁王像の修復を終え、6月14日に、改修した諸堂の落慶式と仁王像の開眼法要などを行った。
成願寺は1575年に寺尾で開創。その後二見台に移設し、1912年に現在の場所に移転した。
今回の工事は2013年から実施。本堂(1936年建立)と薬師堂(76年建立)の改修や菩薩像の新造などのほか、山門を新築。山門内に鎮座していた仁王像も解体修復した。
新築前の山門は少なくとも二見台からの移転の頃からある境内で一番古い建造物で、建物は傾斜し屋根は破損していた。また仁王像は大正末期以来修復されておらず、塗装の剥離や本体が傷み、「一番直したかった」と廣澤住職は語る。
「道路に面した山門は、昔から地域の目に触れてきた。新しい山門も見守って」と廣澤住職は話している。
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