非行や犯罪のない明るい地域社会を目ざす「社会を明るくする運動(社明運動)」の講演会が7月5日、鶴見公会堂で開催され、約570人が来場した。主催は鶴見区更生保護協会。
今年で65回目を迎える社明運動は、罪を犯した人が立ち直れるよう地域で支えていくもの。全国各地で取り組まれており、鶴見区では強化月間となっている7月に毎年講演会を実施している。
当日はボクシング元WBAフライ級王者で花形ジム会長の花形進さんが講師として登壇した。遅咲きだった自身の半生を振り返りながら「なかなか芽が出なくても辛抱を続けていればそのうち幸運が巡ってくる」と継続することの大切さを熱弁。ミット打ちでパンチを披露するなど会場を沸かせていた。
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