福島県西会津町や棚倉町などのアンテナショップ「kura―cafe」と矢向地区センターの協働による東日本大震災被災地支援講座として、両町の特産品のモニタリング試食会が11月12日、同センターではじめて行われた。
レアールつくの商店街内にある同店は、西会津町、棚倉町と提携し、現地ツアーを企画するなど両町の魅力を発信している。講座は、風評被害が残る被災地の特産品を実食して安全だと知ってもらうとともに、どうすればより売り上げアップが望めるか意見を募るために開かれた。同センターの成田幸男館長は「実際に食べてもらうことで被災地への支援に繋がれば」と企画の意図を説明する。
当日は主婦ら10人が参加した。参加者は名産品のえごまを使用したドレッシングやコシヒカリなど5品を試食し、味や金額設定などを吟味。「塩分量を記載しては」などと消費者目線のアイデアが上がっていた。
同店の中村郁子店長は「量や味付けが東北の感覚とは違うので参考になる。役場や生産者さんに直接伝えたい」と話していた。
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