鶴見川に落下した男性の水難救助と、矢向で発生したアパートの火災現場での消火活動に尽力したとして、両事案に携わった区民ら6人に対し、1月27日と2月5日、鶴見消防署からそれぞれ感謝状が贈られた。
的確な初期消火
矢向4丁目のアパートで火災が起きたのは、昨年11月1日。自宅2階にいた水野徳子さんが、「火事」という声に反応し外に出ると、隣のアパート2階から火の手が上がっていた。水野さんの助けを呼ぶ声に、森本早苗さん、湯浅富栄さんら周辺にいた数人が応え、森本さんが119番通報。湯浅さんは、自宅マンションの消火器を手に取り、初期消火にあたった。
鶴見消防署によると、初期消火で火は消えていたといい、「あと5分遅かったら危なかった」と話した。
釣りバケツのロープで救う
鶴見川での救出劇は、12月1日、区役所そばの潮鶴橋付近で起こった。
同日午後2時57分ごろ、釣りをしていた木村洋一さん(旭区在住)と森正博さん(旭区在住)が、川に転落した男性を発見。2人は通報するとともに、周囲に協力を要請。加藤安治さん(区内在住)が加わり、救助活動を行った。釣りで使うバケツ用のロープなどを使い、消防隊員らの到着前に救助に成功したという。
同署は「発見・通報・救助の一連の行動が迅速かつ適切だった」と感謝した。
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